地域のタウン情報マガジン

ウェブシティ

ボールパイソンとは?

 
この記事を書いている人 - WRITER -

 

「ヘビを飼ってみたいけど、初心者には難しそう…」と思っていませんか?

実は、ボールパイソンは爬虫類の中でも特に飼いやすく、ヘビ飼育の入門種として世界中で人気があります。おとなしい性格で、噛むことも滅多にありません。この記事では、ボールパイソンの飼育に必要な設備から餌やり、日常のお世話まで徹底解説します。

ボールパイソン
丸まる姿が愛らしいボールパイソン

ボールパイソンとは?基本情報

ボールパイソン(学名:Python regius)は、アフリカ中西部原産のニシキヘビの一種です。名前の由来は、驚いたときにボールのように丸くなる習性から。英語では「Ball Python」または「Royal Python」と呼ばれています。

分類 ニシキヘビ科
原産地 アフリカ中西部(ガーナ、トーゴなど)
体長 成体で100〜150cm程度
寿命 20〜30年(飼育下)
性格 おとなしく、神経質な面も
価格相場 ノーマルで5,000〜15,000円、モルフにより数万〜数十万円
💡 「モルフ」って何?

モルフとは、品種改良によって生まれた色や模様のバリエーションのこと。アルビノ、パステル、パイボールなど数百種類以上が存在し、コレクション性の高さもボールパイソンの魅力です。

飼育に必要な設備と初期費用

ボールパイソンを迎える前に、適切な飼育環境を整えましょう。以下が最低限必要な設備です。

ケージ(飼育容器)

成体であれば、幅60cm×奥行45cm×高さ30cm程度のケージがあれば十分です。専用の爬虫類ケージのほか、衣装ケースを改造して使う飼育者も多いです。ボールパイソンは地表棲で、あまり立体活動をしないため、高さよりも床面積を重視してください。

床材

ペットシーツ、新聞紙、アスペンチップ、ヤシガラなどが使えます。メンテナンスのしやすさを重視するならペットシーツ、見た目を重視するならアスペンチップやヤシガラがおすすめです。

保温器具

ボールパイソンは、ケージ内の温度を28〜32℃程度に保つ必要があります。パネルヒーターをケージの底面1/3〜1/2に敷くのが基本。暖突(上部ヒーター)を併用すると、冬場でも安定した温度管理ができます。

水入れ・シェルター

全身が浸かれるサイズの水入れと、体を隠せるシェルターは必須です。特にシェルターがないとストレスで拒食することもあるため、必ず用意してください。

📝 初期費用の目安
  • 生体:5,000〜30,000円(モルフによる)
  • ケージ:5,000〜15,000円
  • パネルヒーター:3,000〜5,000円
  • サーモスタット:3,000〜5,000円
  • 床材・水入れ・シェルター等:2,000〜5,000円
  • 合計:約20,000〜60,000円

ボールパイソンの餌と与え方

ボールパイソンの餌は、マウスやラットが基本です。野生では小型哺乳類や鳥類を捕食しており、飼育下でも同様の栄養バランスを再現する必要があります。

餌のサイズと頻度

餌のサイズは、ヘビの胴体の一番太い部分と同じか、やや大きい程度が目安です。

  • ベビー〜ヤング:ピンクマウス〜ホッパーマウスを週1〜2回
  • アダルト:アダルトマウス〜ラットを7〜14日に1回

成長期は頻繁に、成体になったら間隔を空けて与えます。肥満は健康を害するため、与えすぎには注意しましょう。

冷凍マウスと活マウス、どちらがいい?

餌には「活マウス(生きたマウス)」と「冷凍マウス」の2種類があります。結論から言えば、冷凍マウスがおすすめです。

⚠️ 活餌のリスク

生きたマウスは、ヘビに反撃して怪我をさせる可能性があります。特にマウスの歯は鋭く、ヘビの皮膚を傷つけることも。また、活餌は保管・管理が大変で、衛生面でも冷凍餌に劣ります。

冷凍マウスのメリットは以下の通りです。

  • ヘビが怪我をするリスクがない
  • 長期保存が可能でストックしやすい
  • 寄生虫のリスクが低い
  • サイズが豊富で成長に合わせて選べる

冷凍マウスは、与える前に40℃程度のお湯で解凍し、しっかり中まで温めてから与えてください。電子レンジでの解凍は、部分的に加熱されすぎるためNGです。

日常の管理とお世話

温度・湿度管理

ケージ内はホットスポット(30〜32℃)とクールスポット(26〜28℃)の温度勾配を作ります。湿度は50〜60%を維持し、脱皮前は70%程度に上げると脱皮不全を防げます。

水換え

水は毎日〜2日に1回は交換してください。ボールパイソンは水入れの中で排泄することもあるため、汚れていたらすぐに取り換えます。

掃除

排泄物を見つけたらその都度取り除き、月に1回程度は床材を全交換して清潔を保ちましょう。

ボールパイソン飼育でよくあるトラブル

拒食

ボールパイソンは拒食しやすいヘビとしても知られています。特に冬場や環境変化があったとき、脱皮前などは食べなくなることがあります。数週間〜1ヶ月程度の拒食は珍しくないため、体重が急激に減っていなければ様子を見ましょう。それでも食べない場合は、餌のサイズを変える、温度を見直すなどの対策を試してください。

脱皮不全

湿度不足が主な原因です。脱皮が近づいたら(目が白く濁る、体色がくすむ)霧吹きで湿度を上げるか、ウェットシェルターを導入しましょう。

まとめ

ボールパイソンは、正しい知識と設備があれば初心者でも十分に飼育できるヘビです。おとなしい性格で扱いやすく、多彩なモルフから好みの個体を選ぶ楽しみもあります。

餌については、安全性・保存性に優れた冷凍マウスがベストな選択。信頼できるショップからサイズ別に購入し、成長に合わせて与えていきましょう。

20年以上のパートナーになる可能性もあるボールパイソン。ぜひ責任を持って、爬虫類ライフを楽しんでください。

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© ウェブシティ , 2026 All Rights Reserved.